今日は、大学の専任教員の採用について書こうと思う。 基本的に大学教員になれるかなれないかは「運」だと思う。 まず、ふつうの会社と違って、求人募集があまりない。 大学は、抱えていてもいい専任教員の数が決まっているのである。 だから、ある大学から求人が出るとすると、 定年退職などで空きが出た場合 他の大学に移動する人が出た場合 新しく学部学科などを立ち上げて新規に教員を必要とする場合 の3パターンにほぼ限定される。 つまり、基本的に何もなければ教員が新規に募集されることはない。 だから大学教員を目指す人は、どこかのポストが空くのを待たなければならない。 空くか空かないかは、運しだいなのだ。 運よく空いても、すぐに教員なれるわけではない。 それどころか求人が出ても、書類を送ることすらできないかもしれない。 なぜなら、求人内容と自分が研究している分野がマッチしないといけないからだ。 例えば、あなた