慶應義塾には「塾生皆泳」という言葉があり、「泳ぐ技能を身につけることが、人として備えるべき重要な素養のひとつである」という水泳教育の理念があります。塾生は水泳技術を身につけ、泳げないことが理由で命を落としたり、溺れている人を救えないことがないように、というのがその教えです。そのような理念を体現するためのプログラムを開発し、展開しています。2020年からは新型コロナウイルスの影響もあり、水泳授業が中止となる小学校や中学校が非常に多くなっています。このため、水泳授業で水の安全について学ぶ機会が減っていることもあり、2021年は水難事故の件数が例年よりも多く発生しています。映像を見るだけでも水難事故防止に役立つと考え、体育研究所鳥海崇准教授が藤本秀樹慶應義塾幼稚舎教諭らと共に教材を作成しましたので、水辺へ行く前に是非とも動画をご確認ください。 ・安全水泳動画を見る前に <動画をみる> ・安全水泳