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科学と書評に関するhighcampusのブックマーク (7)

  • キスの科学「なぜ人はキスをするのか?」

    キスをする究極の理由から、科学的に正しいキスの仕方まで。 特に、効果的なファーストキスのアドバイスは、シングル(の男性)に朗報かと。ただし、「ファーストキス」の意味合いが違う。一般に「ファーストキス」とは、その人にとって生まれて初めてのキスのこと。だが書では、その相手とする最初のキスのことを、ファーストキスと呼ぶ。初物と初キスの違いやね。 見返しを眺めると、ずばり美人。こんなサイエンスライターが「キス」についてあれこれ調べて・自らも被験者となったレポートだなんて、ドキドキながら読むのだが……中身は至極まっとう。たがいのくちびるをかさねる、その行為を、以下の2つのアプローチから分析する。 1. 生物学的、遺伝学的な要因 2. 文化的、社会環境的な要因 ボノボの例を用い、「キス」は人の専売特許ではないことを説明する。仲間をなめたり、鼻をこすりつけたりする行為は、人のキスに匹敵する。では、なぜ

    キスの科学「なぜ人はキスをするのか?」
    highcampus
    highcampus 2011/06/20
    "次のキスが楽しみになる一冊"(白目)
  • 3週間でやりなおす「高校数学の教科書」

    習うより慣れろ、学ぶより真似ろ。 やりなおし数学シリーズ。いつもと違うアタマの部分をカッカさせながら、3週間で一気通貫したぞ。もとは小飼弾さんへの質問「数学をやりなおす最適のテキストは?」から始まる。打てば響くように、吉田武「オイラーの贈物」が返ってくる……が、これには幾度も挫折しているので、「も少し入りやすいものを」リクエストしたら、これになった。 書の特徴は、「つながり」。アラカルト方式を改め、高校数学の体系を一化しているという。なるほど、上巻の「数と式」の和と差の積の形に半ば強引に持ち込むテクは、下巻の積分の展開でガンガン使うし、図形と関数はベクトルと行列の基礎訓練だったことに気づかされる。ベクトルが行列に、行列が確率行列に、さらに行列がθの回転運動や相似変換に「つながっている」ことが「分かった」とき、目の前がばばばーーーっと広がり、強制覚醒させられる。 上巻 1章 数と式 2章

    3週間でやりなおす「高校数学の教科書」
    highcampus
    highcampus 2011/06/17
    "概念やテクニックの集大成として微積分に収斂されていく全体像が見えてくる(確率・統計という例外もあるけど)。"
  • 「ヴァギナ」はスゴ本 【全年齢推奨】

    知ってるつもりのヴァギナが、まるで違ったものに見えてくる。 のっけからのけぞる。モザイクかかっているものの、ヴァギナそのものが誇らしげに表紙に掲げている(遠目だとちゃんと認識できる)。表紙だけでなく、子を産むヴァギナや、常態のヴァギナなど、普通では見られない写真や図版も豊富にある。写真だけでなく、科学や宗教、歴史、神話と伝承に、文学と言語、人類学、芸術の幅広い資料から徹底的に調べ上げている。 そして、偏見と妄想をとっぱらったヴァギナを多角的・広角的に紹介する。同時に、ヴァギナに対する文化的・科学的バイアスを指し示すことで、どれだけ歪んだヴァギナ・イメージに染まっているかをあぶりだす仕掛けになっている。これを読むことで、男女問わずヴァギナ観がガラリと変わることを請合う。 まず、神話や伝承、民俗学では、恐れ敬われ、魔よけともなる力強い姿が紹介される。さまざまな神話や伝承が示す、着衣をまくりあげ

    「ヴァギナ」はスゴ本 【全年齢推奨】
  • 人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日本を変える「知」 : 404 Blog Not Found

    2009年05月30日08:00 カテゴリ書評/画評/品評Logos 人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日を変える「知」 血、じゃなかった、知、でもなかった、痴の匂いに惹かれて購入。 日を変える「知」 芹沢一也 / 荻上チキ / 飯田泰之 / 鈴木謙介 / 橋努 / 田由紀 / 吉田徹 2009-05-21 - こら!たまには研究しろ!! 他分野の若手論客と話すのは実に楽しいんですよね.シノドスはその機会を十分(過ぎるくらい^^)に与えてくれる点で非常に刺激的です. うん、面白かった。 バカの集まりというのは、外から眺めれば面白いものである。 書「日を変える「知」」は、著者の一人である芹沢一也が主催する「知の交流スペース」、「Synodos(シノドス)」におけるセミナーのやりとりをまとめたもの。 目次 - Amazonより 「経済学っぽい考え方」の欠如が日をダメに

    人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日本を変える「知」 : 404 Blog Not Found
    highcampus
    highcampus 2009/06/13
    文理二元論?/ブコメが参考になる
  • 諸君、これが現実だ - 書評 - 増補版 スペースシャトルの落日 : 404 Blog Not Found

    2010年05月03日03:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 諸君、これが現実だ - 書評 - 増補版 スペースシャトルの落日 JSEA 日宇宙エレベーター協会の年末総会兼忘年会が拙宅で開催された際に、ご足労いただいた著者にサインを頂いた。 増補版 スペースシャトルの落日 松浦晋也 初出 2008.12.30 増補版のちくま文庫化を受け2010.05.03更新 松浦晋也のL/D: 宣伝:新著「スペースシャトルの落日」が5月20日に発売されます 宇宙旅行の夢を皆に与えてくれたスペースシャトルは、実際には世紀の失敗作だった。宇宙開発の未来を拓くものとして世界に喧伝されたスペースシャトルの真の姿とその背景、その影響と今後の宇宙開発において日が進むべき道を探る。 宇宙開発に興味がある人に留まらず、巨大プロジェクトに興味がある人なら、絶対読んでおくべき一冊。 著者にのみ可能な鬼手仏心

    諸君、これが現実だ - 書評 - 増補版 スペースシャトルの落日 : 404 Blog Not Found
  • 【2ch】ニュー速クオリティ:教養として自然科学の勉強したいんだが、簡単な本教えろ

    天文なら。 まんが「星世界たんけん」「太陽系たんけん」「大宇宙たんけん」 子供向けなのに極めてるぜ。

  • 科学書の定義、ぷりーず : 404 Blog Not Found

    2007年12月16日06:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 科学書の定義、ぷりーず これ、私が肌で感じている感覚とえらいちがう。 科学技術のアネクドート | 科学書のきびしい現状 一般的に、科学書は、日の読者からは疎まれている存在といえそうです。 自らの科学書びいきを差し引いても、納得いかない。 と、脊髄反射をこらえて記事をよく見ると.... では、他の分野はどうかというと、「趣味・スポーツ40%」「日小説26%」「暮らし・料理育児26%」「健康・医療・福祉24%」「ノンフィクション15%」「歴史・地理13%」「経済・産業・マネー13%」「エッセー・詩・俳句10%」「外国の小説9%」「宗教・哲学・倫理9%」などなど。科学書はこの次の順位になります。 要は分類のあやにすぎないということなのだろうか。 この分類、マッケンジー、じゃなかったマッキンゼーの中の人々がいうところ

    科学書の定義、ぷりーず : 404 Blog Not Found
    highcampus
    highcampus 2007/12/16
    久々に、湯川秀樹と梅棹忠夫の対談本、「人間にとって科学とはなにか」を読みたくなった。
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