現在我が家で大ヒット中の調味料が有ります。それは「塩麹(しおこうじ)」。麹と塩と水と混ぜて熟成発酵させた物です。 作るのが簡単で、色々な用途があります。しかも材料費が安い。今回はこの塩麹の素晴しさをお伝えしたいと思います。 全体的に料理か酒の映像なので、食事前の空腹時に読む場合はご注意ください。 (馬場 吉成)
僕が子供の頃、家の電話は黒電話だった。多分、どこの家も黒電話だったはずだ。ジーコ、ジーコとダイヤルを回す黒電話。今はほとんど使われていないと思う。 そんな黒電話を介してインターネットにつなげて見ようと考えた。昔の道具だって使い方次第では現代の機能に近づけるはずだ。 ネットにつなぐ最終兵器、音響カプラを使う 今から10年近く前、当時勤めていた会社の社員旅行で香港に行った。忙しい時期だったので現地でも仕事をする羽目になってしまい、全く迷惑な社員旅行だ、などとぼやきながら、とりあえずネットにつなごうとした。しかし、当時はインターネットの黎明期である。ホテルにネット環境なんてない。電話線はジャック接続ではなく、壁から直接出ていてモデムを電話回線に直接接続出来ない。 「無理ですよ。あきらめて観光しましょう」 と一緒に仕事をしていた先輩に提案してみたが、先輩はあきらめず、カバンから受話器みたいな器具を
普通の生活では服は大して汚れない。だから、本当は大量の洗剤を使わなくても汚れは落ちるのだと聞いた。 言われてみればそうかもしれない。僕は1日パソコンに向かって仕事をしてるだけだ。中学生のジャージみたいにドロドロに汚れたりはしない。 でも本当にそうなんだろうか。気になったので実際に試してみる事にした。 (text by 松本 圭司) ■今回の設定はこちらになりまーす 実験は以下の通りに設定した。 1.洗剤の量 3パターン ・洗剤標準(30g) ・洗剤半分(15g) ・水だけ。洗剤なし。 2.汚れの種類 6種類 ・醤油 ・ラー油(こないだ作ったやつ) ・ごま油 ・マヨネーズ ・ケチャップ ・アクリル絵の具 ・綿のふきんに汚れを付け、12時間放置した。 3.補足 ・水の量は46リットル(中)。 ・モードは全て普通。洗濯機の動きは同じ。 ・実際の洗濯に似せるため普通の洗濯物も一緒に洗う。 ・洗濯機
東京の新橋にある「加賀屋」という居酒屋がすごい。 僕はこのお店を3年前くらいに知った。それ以来、気に入って何度か行っている。しかし、ここを一言でどう表現したら良いのか、未だに言葉が見つからない。 今回は加賀屋初体験の方4人と一緒に行ってきました。 (斎藤 充博) 入り口は地味 加賀屋はJR新橋駅から徒歩5分のところにある。この辺りは居酒屋の激戦区だ。週末になれば酔ったサラリーマンでごったがえす。 そんな激戦区でも、自分のペースで、全く独自の営業を貫き通しているのが「加賀屋」である。
今の時期、世間はクリスマス一色。 でもそれが終わるとすぐに正月がやってきて、 その頃にはもうクリスマスなんて無かったことぐらいになってるものだ。 しかし個人的には逆にクリスマス気分に戻されるものがある。 それはおせち料理のチョロギ。 重箱の隅にいて、赤くてねじれてる、 食べていいのかどうかもわからないアレだ。 アレはどう見てもクリスマスアイテムだろう。 納得できない人のために、チョロギはいかにクリスマスか、検証してみたいと思う。 (小柳 健次郎) チョロギがない そうはいっても記事を書いてる現在は12月15日。 正月商戦が本格化するのはクリスマス明けからとあって、 今の時期は全然おせち料理とか売ってない。 ましてや大多数の人が「見たことあるけど名前は知らない」ぐらい脇役のチョロギ。 いくつかのスーパーを回ってようやく見つけたのはこれだけだった。 おせちで目にする赤いチョロギはこれを梅酢漬け
ギャルの世界では、とにかく目がデカイ=正義とされているようです。そのため、ギャル向けの雑誌では毎号のようにいかに目をデカく見せるか、という特集記事が掲載されています。 それほどまでにギャルを夢中にさせる「デカ目」の世界、ちょっと興味ありませんか? ボクはものすごーくあります。……別に女装したいわけじゃないですが。 (絵と文:北村ヂン) なんだかすごい『小悪魔ageha』 コンビニに寄ると、特に欲しい本がなくてもとりあえずのぞいてしまう雑誌コーナー。漫画雑誌からエロ本、ファッション誌、経済誌、あと「フリーメイソン」やら「宇宙人」「芸能界の裏」と、非常にアヤシイ題名をつけられたコンビニ本など、色んな本があって楽しいですよね。 その中でも、ひときわハデなデザインで異様な存在感を放っているのがこの雑誌『小悪魔ageha』。 ロゴがキラキラしすぎてて、もはや雑誌名が読み取れなくなっているという……そ
二年前にほや養殖所の取材で宮城県女川町にいったら、観光協会がつくった穴釣り体験のチラシをみつけた。 私の知っている穴釣りというと、海辺で岩やテトラポットの隙間を狙う釣り、あるいは凍った湖に穴をあけてのワカサギ釣りだが、このチラシをみると、海沿いのコンクリートに空いた穴から魚が釣れるようだ。 よくわからないけれど、よくわからないことのほうがおもしろい。その時は時間がなくてやれなかったのだが、ほや祭りの取材でまた女川町にいくことになったので、女川流の穴釣りに挑戦してみた。 (玉置 豊) 釣り具屋で話を聞いてみる さっそく地元の釣り具屋で穴釣りの聞き込み調査をしたところ、女川港の防波堤は「一階が駐車場の家」みたいなの構造で、コンクリートの下が海になっているそうだ。 そして防波堤には空気を抜く穴が空いていて、そこから仕掛けを落とすと、そこにいる魚が釣れるらしい。専用の仕掛けはエサ付きで500円。
3年前に「美味しいラー油を作ろう」という記事を書いたが、最近世間では具入りラー油が大層流行っているのだという。僕もラー油好きなのでこういう盛り上がりは嬉しい。 しかしスーパーに行くと肝心のラー油が全然売られていない。あまりに人気が出すぎて生産が追いついていないようだ。まさかラー油がここまでの人気商品になるとは。 食べてみたいけど売って無くて困ったので自分で作る事にしました。 (松本 圭司) そう思ったのは、商品の棚にレシピが置いてあったから 桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は実は1月頃にスーパーに行ったら普通にたくさん売られていたのでその時に買った。でもS&Bの「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」は。いつ行っても売り切れ状態だ。 僕が李錦記のラー油を推しても普通に買えたのに、ちょっとテレビで紹介されるとこの状態だ。やはりテレビは凄い。 そんなわけでスーパーに行くたびに棚をチェックして
この前築地場外市場にいった際に、練り物だけを扱った店を見つけた。かまぼことか薩摩揚げとかの、あの練り物だ。そこでは今まで見たことのないような個性的な練り物が何種類も売られており、興味本位でいくつか買ってみたら、どれもうまかったのだ。 調べてみると、この市場には練り物の専門店が何件もあるので、一気に巡ってみることにした。練り物屋の食べ歩き、略して、練り歩きだ。 練り物屋、おでんマニア以外はあまりテンションがあがらなそうな店と思うかもしれないが、築地の練り物屋さんは楽しいのである。 (玉置 豊) 築地場外市場を練り歩こう 築地市場(東京都中央卸売市場)といえば、日本が誇るプロ御用達の巨大魚市場だが、その隣にある築地場外市場は、もちろん魚屋もあるが、肉屋、八百屋、寿司屋、卵焼き屋、乾物屋、金物屋などが幅広くそろっており、一般人も楽しめる市場となっている。 場内(築地市場)と違って、通路でボーっと
沖縄料理の店にいくと、必ず豆腐よう(ようの字は、右の写真参照)というものを食べる。豆腐を紅麹と泡盛に漬けこんで発酵させたものなのだが、元が豆腐とは思えないほどに、ねっとりとしていて味わい深く、とてもおいしい。 もしこれを家庭で作りできたなら、さぞや感動することだろう。発酵食品の手作りは危険な匂いがプンプンするが、ちょっと調べてみたら材料も作業工程もシンプルみたいなので、勢いで作ってみることにした。 (玉置 豊) 紅麹が手に入りませんでした 豆腐ようの製作工程でまず最初にやるのが、紅麹を泡盛に漬けておく作業。豆腐よう独特の鮮烈な赤い色は、この紅麹の色なのだ。 しかし、紅麹がどこにも売っていなかった。普通の白い米麹なら手に入るのだが、紅麹は心当たりを5件まわっても売っていなかった。さっそく前途多難である。 ないものは仕方がないので、手に入る白い麹で試すしかないのだが、普通の白い麹で作るのもなん
マウスで地図の上から触ってさがそう。 地図のアイコンをクリックすると「見てきて」の説明が表示されます。左上のアイコンで、地図を拡大・縮小できます。 ※Shiftキーを押しながらリンクをクリックすると別ウインドウで開きます。 ※ブラウザーの「戻る」ボタンを使用しないでください。
友人からカジカ酒というものの存在を聞いた。カジカとは清流に住むハゼみたいな魚で、金沢ではゴリと呼ばれる小さな高級魚だ。 こいつを素焼きにして、熱燗を注いだものがカジカ酒で、これがめっぽううまいという話なのだ。 カジカ(鰍)は魚偏に秋と書くくらいなので、ちょうど今の時期が旬。たまたま栃木に行く用事ができたので、カジカ釣りの名所である鬼怒川へ行き、カジカを釣って、カジカ酒とやらを味わってみることにした。 (玉置 豊) カジカを釣るため鬼怒川にやってきた やってきたのは栃木県を流れる鬼怒川の、石がごろごろと転がっているエリア。この日は平日にもかかわらず、朝からカジカ狙いの釣り人が数名竿を出していた。 今までカジカという魚を釣ったことがないのだが、(長くなるので書かないけれど、数日前に別の場所でやってみたが一匹も釣れなかった)、ウチダザリガニを釣りにいった時と違って、同じ魚を狙っている釣り人が周り
今年は冷夏だと思っていたら、突然ものすごい暑さになった。どうしてこう極端なんだろう。 暑い時に行きたいところと言えば、そう。オアシスだ。 高速道路という名のコンクリート砂漠に佇むオアシスに行って来ました。 (T・斎藤) サービスエリア盛り上がる 「ハイウェイ・オアシス」というのをご存知だろうか? ウィキペディアによるそれは全国で24箇所ある。24というと、けっこうたくさんのようだが、九州に1コ、四国に2コ、北海道に2コ…くらいのレアリティ。私は人生で3回しかまだオアシスを経験してない。 私が初めてその存在を知ったのは学生時代。北海道に旅行に行った時だった。札幌から富良野へと向かう途中で立ち寄ったサービスエリアに、「ハイウェイオアシス」と書いてあった。 「ちょっと立派なサービスエリア?」くらいに思っていたら、建物の裏手に公園のようなものが広がっている。少し歩いてみたが、けっこう広そうだったの
使い終わった天ぷら油を有効利用する方法として、石鹸作りがブームになって幾星霜。 石鹸作りは廃油の利用という目的だけではなく、自分だけのオリジナル石鹸、贈り物石鹸として新品の高級素材を使い、作るのが趣味という人も多いらしい。 しかし私の目的は違う。 油から、石鹸ができる。 高校の時に化学で習ったことが、そのまま家庭で実験できる! 大好きだった有機化学の実地体験として、石鹸を作りました。 (佐倉 美穂) 化学の授業はいつも興奮してました 化学で元素記号を習い、その完璧さ、法則と、あるべきものがある世界に開眼し、感動した中学時代を経て、私は化学の世界へ羽ばたいた。 だって陽子の数で元素が並んでるんですよ。しかもそれがその数どおりに結合したりするんですよ。 それ以降、化学の授業が楽しくて仕方がなかった。 天ぷら油のCMを見ても「不飽和脂肪酸なのね!」なんて情熱を抱いていた。 油は炭素が長く連なって
今回のレポートで行ったお店はとにかく店員さんの声が大きかった。カウンターの中で串を焼く人も、ホールで働く人も、男性スタッフも女性スタッフも。みんな声が大きい。 「お通しいっちょお願いします!」 とホールスタッフが大きな声で言うと 「お通しいっちょ了解しました!」 と更に大きな声で厨房のスタッフが答える。 活気があっていい雰囲気だったのだが、中に1人、声を枯らしてるスタッフがいた。無理して大声を出し過ぎて、喉をつぶしちゃったみたいである。 あの人がどれだけ腕の良い職人さんだったとしても、あの職場は向かないのかもしれない。 そんな風に思いました。 (text by 住 正徳) 友人に「酒のつまみは塩で充分」と言って、塩をなめながら日本酒をたしなむ強者がいる。酒飲みが最終的に行き着く所は「塩」なのかもしれない。その点僕はまだまだひよっ子である。塩だけじゃお酒を飲めない。何かしらつまみがないと淋し
春の富山湾では、深海から浅場に上がってきたホタルイカの漁が盛んで、漁師さん達が定置網で捕っている様子をニュースなどで見たりする。 幻想的に青白く発光するホタルイカ。できることなら私も捕まえてみたいなあなんて思ってちょっと調べてみたら、条件さえそろえば、砂浜からでも普通の網でけっこうすくえるらしい。すごいぞ富山。 ということで、富山までホタルイカを捕りに行ってきました。 (玉置 豊) まずは上州屋にいって情報収集 土地勘がまったくない場所でホタルイカを捕まえるのに一番重要なのは、やはり場所や時間、捕り方などの情報収集である。一口に富山湾といっても結構な広さなので、ヘタをしたら場所探しだけで夜が明けてしまいそうだ。 そこで現地のリアルタイムな情報を仕入れるべく、富山インターを降りて直行したのが、宮尾すすむのCMでおなじみの(30代以上限定かも)上州屋富山千代田店という釣り具屋さん。 今回は釣り
沖縄…大好きだ。 沖縄ファンってものすごく多いと思う。筆者もリピーターだ。 最初は、マイ兄が「家族旅行だけどさあ、パック旅行料金が、温泉に行くよりも沖縄ツアーが安いから、沖縄予約しちゃったわ-」と勝手に決めて、「えー温泉行く気まんまんだったのに!?」と思いながら行ったのが、初訪問だったのだが。 その時は王道観光地にしか行けなかったが、土地の雰囲気そのものに、見事にやられた。 青い海。市場の雑踏。でかいおにぎり。半袖で1年中いられる気候だから生まれる(?)、なんとなーく余裕のある独特のノリ…。 それから6、7回くらいは行っていると思う。やはり行くたびにキレイだったビーチが汚くなってたりして、「いまいちピンと来なかったけど、これがリアル自然破壊ってやつなのかー」なんて思ってる。 で。 沖縄に着くと、もう自販機で「さんぴん茶」しか買わなくなってしまう。 沖縄名物の、ジャスミンの香りをつけたお茶だ
スポーツや音楽をテーマにした漫画でとりあえず日本一になって、「次はアメリカだ!」(イギリスやブラジルでも可)「俺たちの闘いはこれからだ!イエー!」第一部完!てな展開がよくある。そして雑誌だと次号、単行本では数ページ後には「ここがアメリカか‥(摩天楼やらスタジアムやらを前に立ちすくんで)」みたいな。 しかし、実際は海外で試合やライブをやるのは簡単じゃない。飛行機のチケットも取らなきゃいけないし、行く先に連絡のひとつもしてかないと。そんなリアルな事をつい考えるようになったのも、ミュージシャンの友人が海外の音楽フェスでライブをした話を聞いたんですが、それがもうとにかく大変なのです。俺なら途中で心折れてます、正直。 (大坪ケムタ) 最初の壁はやっぱり言葉とお金 今回取材させてもらったのはトロンボーンビキニギャルバンド・太ももサティスファクション(以降「太もも」)のすず奴さん。正式には元・太もも。以
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