米当局は19日、MEGAUPLOAD(メガアップロード)社が同名のオンラインストレージを通じ、著作権法に違反した行為で巨額の利益を得たとして、ニュージーランド在住のCEOキム・ドットコム(本名キム・シュミッツ)容疑者を含む関係者7名を逮捕した。現在メガアップロードは停止している。同様のサービスを提供していたFilesonicもサービスを停止した。 逮捕の背景には、現在著作権関連法案の「SOPA」(オンライン海賊行為防止法案)および「PIPA」(IP保護法案)が審議中であることが指摘されている。前日の18日にはWikipediaなどの大型サイトによる同法案へのシュプレヒコールも上がっていた。現在その動きに呼応する形で、国際的ハッカー集団Anonymous(アノニマス)が「逮捕への報復行為」としてFBIなど関連団体のWebサイトにサイバーテロを仕掛けており、事態はメガアップロードだけにとどまら
問題視されてきたファイルホスティングサイトMegauploadへの更なる攻勢として、香港の税関当局はオフィス、住居、ホテルのスイートルームを捜索し、同サイトの資産4200万米ドル相当を凍結した。 AFPが報じたところによると、100名規模の係官による捜索で大量のデジタル証拠が押収され、犯罪行為によるものとみられる資産4200万米ドル相当が見つかった、と当局関係者が述べている。同事件に関係すると思われる高速サーバが高級ホテルの部屋で発見されたという。 「関連する法令に従ってこの資産は凍結された。目下、捜査中だ」と当局は声明に記している。 米司法省および米連邦捜査局(FBI)は米国時間1月19日、人気のインターネットロッカーサービスであるMegauploadのサイトを停止させ、著作権侵害行為の共謀やマネーロンダリング実行の共謀を含むオンライン海賊行為に関連したとして、7人を起訴したことを明らか
オンラインストレージのMEGAUPLOAD関係者が米当局に逮捕・起訴され、同サイトが停止した問題に絡み、同様のサービスを展開するFilesonicもファイル共有を停止している。uploaded.toも米国からのアクセスを遮断しているという。 Filesonicにアクセスすると「ファイル共有の全機能は利用できない」とのメッセージが表示される。ユーザー自身がアップロードしたファイルしか利用できない状態という。FilesonicもMEGAUPLOADと同様、香港に拠点を持っている。 米メディアによると、uploaded.toは米国からのアクセスを遮断しているという。 MEGAUPLOADのドメイン(megaupload.com)にアクセスすると、米司法省と連邦捜査局(FBI)による警告画像が表示されるようになっている。香港当局は、同サイトが保有している4200万ドル相当の資産を凍結したと報じられ
米司法省とFBI、MEGAUPLOADを著作権侵害容疑で遮断 関係者を逮捕:SOPA抗議ストライキの翌日 米司法省(DOJ)と米連邦捜査局(FBI)は1月19日(現地時間)、香港のオンラインストレージサービスMEGAUPLOADの関係者7人と企業2社を、世界での大規模なオンライン著作権侵害などの疑いで起訴したと発表した。被告らがMEGAUPLOADを通して1億7500万ドル以上をかせぎ、著作権保有者に5億ドル以上の損害を与えたとしている。 現在MEGAUPLOADのサイトは遮断されている。 MEGAUPLOAD創業者のキム・ドットコムことキム・シュミット(37)ほか3人は同日、DOJの依頼でニュージーランド当局に逮捕された。残る3人は現在逃走中という。当局はこの捜査で約5000ドルの資産と18の関連ドメインを押収した。DOJは米国、ニュージーランド、香港、オランダ、英国、ドイツ、カナダ、オ
シリコンバレーで大きな成功を収めている多くの起業家や企業幹部が、ワシントンDCへの新たな公開書簡の中で、物議を醸している「Stop Online Piracy Act」(SOPA)の危険性について警告している。 同書簡はGoogle共同創設者のSergey Brin氏、Twitter共同創設者のJack Dorsey氏、PayPal共同創設者のElon Musk氏、Yahoo共同創設者のJerry Yang氏などの署名入りだ。The New York TimesやThe Washington Postなどの新聞に有料広告として掲載予定である。 この書簡のタイミングは決して偶然ではない。SOPAを起草したLamar Smith下院議員(テキサス州選出、共和党)は、わずかな修正が加えられたものの未だに激しい議論を呼んでいる同法案(SOPA v2.0と呼ぼう)の委員会投票日を米国時間12月15日
DNS、IM、MP3などの違いがわからない米国議員たちがインターネット上での海賊行為を撲滅しようと張り切りすぎると、どんなことが起こるか。それがわかるのが、下院で審議されている「Stop Online Piracy Act」(SOPA:オンライン海賊行為防止法)の法案だ。この厳格な法律は、想定をはるかに超える影響を及ぼし、市民の憲法上の権利を脅かすものだ。こんな法律が可決されてしまうかもしれない。 ビント・サーフ(Vint Cerf)氏(TCP/IPの共同開発者)やロバート W. テイラー(Robert W. Taylor)氏(ARPAnetの創設者)など、多くの著名なインターネットの生みの親やエンジニアが米国連邦議会に宛てた12月15日付けの公開書簡は、議会に対し、SOPAとPROTECT IP Act(PIPA:IP保護法。SOPAの上院バージョン)の法案を撤回し、廃案にするよう請願し
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、Electronic Frontier Foundation の「Disastrous IP Legislation Is Back – And It's Worse than Ever」という記事を翻訳したものである。 原典:Electronic Frontier Foundation 原題:Disastrous IP Legislation Is Back – And It's Worse than Ever 著者:Corynne McSherry 日付:October 26, 2011 ライセンス:CC BY 我々はこれまで、著作権侵害を名目としてインターネットへの干渉を是認する議会法案に反対し、その意見をここで
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、Electronic Frontier Foundation の「SOPA: Hollywood Finally Gets A Chance to Break the Internet」という記事を翻訳したものである。 原典:Electronic Frontier Foundation 原題:SOPA: Hollywood Finally Gets A Chance to Break the Internet 著者:Corynne McSherry 日付:October 28, 2010 ライセンス:CC BY お約束通り、雇用の減退を招くであろうインターネット規制 Stop Online Piracy Actについて
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、Electronic Frontier Foundation の「Hollywood's New War on Software Freedom and Internet Innovation」という記事を翻訳したものである。 原典:Electronic Frontier Foundation 原題:Hollywood's New War on Software Freedom and Internet Innovation 著者:Corynne McSherry and Peter Echersley 日付:November 11, 2011 ライセンス:CC BY 本稿は、「Stop Online Piracy A
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、Michael Geist Blogの「SOPA: All Your Internets Belong to US」という記事を翻訳したものである。 原典:Michael Geist Blog 原題:SOPA: All Your Internets Belong to US 著者:Michael Geist 日付:November 16, 2011 ライセンス:CC BY 現在、米国議会は「Stop Online Piracy Act(SOPA)」をめぐって紛糾している。同法案の支持者たちからは、オンライン著作権侵害と戦うためのものであると主張されているが、批判者たちからは「米国版グレート・ファイアウォール」を作ること
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、Electronic Frontier Foundation の「The Stop Online Piracy Act: A Blacklist by Any Other Name Is Still a Blacklist」という記事を翻訳したものである。 原典:Electronic Frontier Foundation 原題:The Stop Online Piracy Act: A Blacklist by Any Other Name Is Still a Blacklist 著者:Trevor Timm 日付:November 07, 2011 ライセンス:CC BY 先週、ベンチャーキャピタリスト、インター
議論を呼んでいる米オンライン著作権法案のための第1回下院公聴会は、普通とは違った形で始まった。この法案は行き過ぎだという批判に対して、政治家たちは自分の立場を守ろうとしたのである。 Mel Watt下院議員(ノースカロライナ州選出、民主党)は、米国時間11月16日午前に行われた米下院司法委員会での公聴会において、「この法案が成立すれば政府による検閲が際限なく行われるようになるという、大げさな批判を聞くのは、大変悩ましいことだ」と述べた。 「悪徳サイトの問題は、現実で、差し迫った、範囲の広い問題だ」と述べるLamar Smith下院議員。 提供:U.S. House of Representatives 「Stop Online Piracy Act」(SOPA)と呼ばれるこの法案の起草者であるWatt下院議員は、SOPAによって米国が「抑圧的な政府」になるという主張は、「独裁政府の真の犠牲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く