■ まず神話を作り、次に神話は崩壊した!と叫ぶマスコミ 8月に書こうと思っていたが時機を逸してしまった話題シリーズ、その2。 一昨年5月12日の日記に書いていたように、2003年の3月にネットカフェでキーロガーが仕掛け られていて1600万円がインターネットバンキング経由で不正送金される事件が 起きたのを受けて、翌月にはこういう記事が書かれていた。 無力だったIDとパスワード 一方、銀行側のセキュリティに問題はなかったのか。 実は今回の事件、シティバンクが「乱数表」と呼ばれる認証手段を採用してい れば、未然に防ぐことも可能だった。乱数表は、利用者ごとに異なる数字が書 かれた表で、申し込み時に利用者に配られる。乱数表を採用しているネットバ ンキングの場合、利用者はIDとパスワード以外に、指定された乱数表の数字を 入力しなければ認証されない。乱数表を基に入力する数字は毎回異なるため、 仮に犯人
小泉首相は10月17日、就任以来5度目となる靖国神社参拝を行った。 それに先立ち、2005年9月30日、大阪高等裁判所は、小泉首相による2001年から2003年にかけての3回の靖国神社に対する参拝行為について首相の職務としての公的性格を認定した上で、津地鎮祭事件最高裁大法廷判決の示した目的効果基準に従い、国が靖国神社を特別に支援しているかのような印象を与え、特定宗教を助長するような効果があったとの判断を示し、憲法20条3項の定める政教分離原則に違反して違憲であるとの判断を示しました。 私は、法律家としてこの判断は当然の結論であると思いますが、ネットを見ていると、 「傍論に法的根拠は不要。」 「全くの個人的な感想で十分」 「こんなものに何の実行力も、言ってしまえば意味すらない。」 「判例ではない。」 「請求棄却で国の勝訴。」 などの感情的な反発論が目立ちます。 しかしながら、首相の靖国神社に
楽譜コピー問題/楽譜と著作権 http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050916/1126809753 で、「楽譜コピー問題協議会(CARS)」について触れたが、 JASRACによる「楽譜コピー問題協議会(CARS)」のCMがあった。 音楽著作物としての楽譜の話であれば、あえて「楽譜コピー問題協議会」を取り上げる必要はなく、 それとは異なる著作物性を主張するのであれば、JASRACがCMすることに疑問を覚える。 いずれきちんとCM内容を紹介できればと思う。 JASRACのCM JASRACの私的録音録画補償金制度のCM http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050921/1127234680 JASRACの私的録音録画補償金制度のCM(2) http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050927/1127
駒沢公園行政書士事務所日記 美術・音楽・写真・デザイン・IT系の利用規約・著作権契約書作成、ライセンス監査業務を行う行政書士大塚大のブログ。 2004年開始。このブログでは主に著作権法・不正競争防止法、営業秘密保護、ライセンス契約にかかわる知財判決を取上げています。https://www.ootsuka-houmu.com なお、ブログの内容は加除訂正されることがあります。判決内容については、判決文をご確認ください。 先日の読売オンライン記事見出しの著作物性を争った控訴審判決について。 「企業法務戦士の雑感」さんの16日付のブログ記事、「marinesはチャンネル?」さんの14日付ブログ記事に触発されて不法行為の成否に関する争点について、私的補足・備忘録として参考となる判決をここに掲示しておきたいと思います。 企業法務戦士の雑感 marinesはチャンネル? *そのほかのブログ記事として、
1990年あたりからネットに棲息しているらしい某地方都市在住の男。東京に棲んでたりしたこともあったようだが、現在福岡で就職浪人中。目指せ、ヘルプデスク資格! 手を広げすぎと言われる趣味(映画・音楽・ Mac・SF・読書・漫画・アウトドア一般・ネット関連・メカものetc)、ここに来ていろいろと切れてきました。漫画は終わったなぁ。いずれにしろ仕事が決まって落ち着くまでは精神的にキツい日々が続きます。 やっぱりFinderPop FinderPopにOS X用ができたことはあちこちのBlogでニュースになった。やっぱりみんなこれ、使ってたんだなぁ。 俺も例に漏れず、OS9時代にはFinderPop絶対支持派で、「アップルはFinderPopを次のアップデートでシステム拡張にすべきだ!」と主張していたこともある。ワンボタンマウスである(あった)Macのシステムにコンテクストメニューを組み込む
いつも愛読している、マンガコラムニスト・夏目房之介氏のブログにこんなことが書いてあった。 しかし、ブックオフは確実にマンガ読者層を育てているよなー。いずれ、そういう評価がされるだろう。 現在、著作権の論議やら何やらで、著者に印税をもたらさないと考えられる業種(マンガ喫茶とか、ブックオフに代表される新古書店とか、図書館とか)は旗色が悪い。図書館については、貸出が経済的損失を生み出していると指摘されたりもしている。(2003年に行われた、公共図書館における貸出・所蔵の実態調査が行われたりもしている) ただ、これらの業種、つまり無料あるいは安価で作品を提供する場が、読者と作品(マンガに限らない、小説とかも同じ)の出会いに貢献しているという見方もあるのではないだろうか。(昨年11月に京都精華大学で行われた日本マンガ学会の講演でもそんな話をしていたような・・・そういえばこの時の話まだまとめてないな・
違法ファイル交換訴訟「誤認数百人にのぼる」との声も(下) 2005年10月18日 コメント: トラックバック (0) Bruce Gain 2005年10月18日 (10/17から続く) また、これもライベック弁護士が担当している、ワシントン在住のシングルマザー、ドーネル・レッドベターさんは、契約していたインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)の米コムキャスト社が氏名など詳細な個人情報をRIAAに開示し、その結果、RIAAがレッドベターさんを提訴したとして、同社を訴えている。また、レッドベターさんは、RIAAは本当の違法者と自分のIPアドレスを混同しているとも主張している。 著作権侵害行為を追跡し、IPアドレスと個人名とを正確に結びつける作業には、間違いが起きがちだ。著作権付きファイルをファイル交換ネットワークで実際に誰がダウンロード、そしてアップロードしたかを判断する際、誤認につ
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