行政改革推進本部は21日、同本部がまとめた国会事務局等改革に関する提言を衆参両院議長に申し入れた。申し入れを行ったのは同本部の衛藤征士郎本部長、片山虎之助・公務員制度改革委員長、林芳正事務局長、坂本由紀子・公務員制度改革委員会副主査。 提言では行政府の公務員の人員についてスリム化の努力が図られている中で、国会の事務局についてもスリム化・効率化が必要と指摘。事務局の給与体系の見直し、衆参両院にある法制局を業務の繁閑に機動的に対応するため統合することを提言したほか、国立国会図書館、憲政記念館の独立法人化も盛り込んだ。