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ブックマーク / anno69.blog16.fc2.com (16)

  • Green Sound from Glasgow 欧州にて著作権保護期間延長の議論が再燃

    ※追記(14/4) 「著作権」「著作隣接権」の使い方について、指摘をいただきました。細かい説明は時間のある時に改めて出来ればと思いますが、イギリスの音楽コミュニティで当該の問題を議論する時に使われる言葉づかいを、日語に置き換えた時の微妙なニュアンスの差によるところも大きいと思います。私はイギリスで英語で著作権について学んだのが先なので、その面で至らない点があったかと思います。その点で混乱させていれば申し訳ありません。ただし、その点を考慮した上で、取り急ぎ元のままこの記事は掲載します。 ============================ ●Copyright extension back on the European agenda - CMU blog (13/4/2011) 欧州議会のアジェンダの1つとして、著作権保護期間延長法案が再び取り上げられる方向であると、CMUが報じまし

    himagine_no9
    himagine_no9 2011/04/14
    著作隣接権の話?
  • Green Sound from Glasgow 日本のデジタル音楽セールス、マイナス成長へ

    無事に先週末イギリス旅行から帰ってまりいました。今年イギリスに行くつもりは全くなかったのですが、このバンドがどうしても見たくて飛んでしまいました。ドイツアメリカで見たいなぁと思っていたので、タイミング合わず結局イギリスで見ることになったのは残念でしたが、グラスゴーの大合唱をエンジョイ出来て良かったです。彼らのライブ以外に、特に何にも目的もなかった旅行なのですが(とほほ・・・)、せっかくイギリスにいるので、どうしても1つやっておきたかったことが。それは、以前予告しましたが、Spotify(無料版)とWe7(無料版)を使うこと。私が留学時に使っていた時と基的にほとんど変わらなかったのですが、We7は当時ほとんど使っていなかったので、実際の使い心地なんかも確かめられてすごく良かったです。その件は次回投稿しますが、今回は、このニュースを: ●2010年第3四半期(7月~9月)有料音楽配信売上実

    himagine_no9
    himagine_no9 2010/12/06
    買わずにいられない音楽との出逢いが得られない不幸。
  • Green Sound from Glasgow Digital Economy Bill発表

    「Digital Britain」の名で知られていた、イギリスのデジタル関連計画が、この度「Digital Economy Bill」として法律化に向けて動き出しました(政府発表のドキュメントはこちらからどうぞ)。この問題、10月くらいから活発な議論が行われていたのですが、ブログ更新を怠っていたせいで、膨大な情報量になっていました・・・(汗)。以下、ちょっと読みにくいのですが、参考記事と合わせて簡潔に説明したいと思います。 ●Lord Mandelson sets date for blocking filesharers' internet connections - The Guardian (28/10/2009) 10月末、マンデルソン卿ビジネス・イノベーション大臣は、2011年4月までの12ヶ月間インターネットの監視を行い、パイラシー行為の70%減少が達成できなかった場合、同年夏

    himagine_no9
    himagine_no9 2010/04/21
    2009/11/24付。
  • Green Sound from Glasgow (追記有)Digital Economy Bill、法律化へ その1

    ●Digital Economy Act becomes law - CMU News-Blog (9/4/2010) ●Creative industries, rights groups and lawyers react to digital economy bill - The Guardian blog(8/4/10) 一昔は"Digital Britain"、今は"Digital Economy Bill(DEB)"として知られる、イギリスのデジタル分野における経済関連法案が、この度下院を通過。上院でも問題なく通過する見込みで、法律化することがほぼ確定しました。 上記のThe Guaridanの記事を読む限り、業界団体はおおむねこの法案を歓迎、圧力団体やISPsは遺憾・・・といった反応。他のパイラシー問題と同じような構造が見て取れます。 DEBって何?という方は、拙ブログの以下

  • Green Sound from Glasgow Digital Economy Bill、法律化へ その2

    前回のブログをアップした直後、PCが故障→修理になり、更新が遅れましたが、Digital Economy Billが下院を通過したニュースの続編です。前回の記事はこちら。 先週DEBが下院を通過したというニュースを知った直後、BlurのドラマーでFACのボードメンバーであるDave Rowntreeが、以下のようなコメントをTwitterで発表しました。 Depressing to see the Digital Economy Bill get rushed through last night without proper scrutiny. Hardly democracy in action. (昨夜、ロクな議論もなくDEBの議論が急いで行われたことに対してうんざりしている。民主主義なんてほとんどないようなものだ) - Dave Rowntree (davefromlondon )

  • Green Sound from Glasgow Does Music Matters really matter?

    ●Fans advised that Music Matters - BBC News (24/3/2010) ●Music matters to new anti-piracy campaign - The Guardian (24/3/2010) ●Campaign launched to eradicate music piracy - Telegraph (25/3/2010) イギリスで、音楽教育を目的としたキャンペーン「Music Matters」がローンチされました。元CMO Management(Blur, Gorillaz)で現ユニバーサルのNiamh Byrne氏が発起人となりスタートしたこのキャンペーンには、既に多数のミュージシャン、小売店、レーベル、マネージメントがサポートを表明しています。コピペですが、ローンチの時点でオフィシャルサイトに発表されていたアニメーショ

  • Green Sound from Glasgow FAC vs リリー他 まとめ (追記有り)

    イギリス政府のパイラシー対策の提案に関する件の続報。パイラシー対策として、違法ファイル共有を続けるものに対して警告状を送付、そして最終段階としてインターネットの一時遮断を盛り込んだこの提案。ここ数日議論が過熱してキりがなかったのでTwitterでぶつぶつつぶやくだけにしていたのですが、ここらでサラッとまとめます。 まず指摘したいのは、何度も強調しているように、ネット一時遮断に反対しているFACをはじめとしたグループの多くは、パイラシー行為を奨励してはいないということ。彼らは、遮断という対策法が、果たして有効なのかどうか、道理に反しているのかいないのか・・・そういった点について議論したがっているはずだし、実際そうあるべき問題です。しかし、政府案賛成派の、BPIみたいな業界団体はともかく、ミュージシャン側の反応を読んでいると、両者意見が既に一致しているパイラシー行為自体を議論したがっているよう

  • Green Sound from Glasgow The Air Statement

    ●The Air Statement - Featured Artists' Coalition Official website (24/9/2009) 昨日拙ブログでお伝えしたとおり(URL)、昨夜ロンドンでFACの緊急ミーティングが開催され、The Air Statementを採択しました。このミーティングには、リリー・アレンを含めた100名近くのミュージシャンが参加したとのこと。英ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)は、ファイル共有に関する技術的対策の導入(=回線の一時遮断を最終手段とする3ストライク・ポリシー)に関して、現在関係団体から意見を求めている最中ですが、FACはこの新たな声明をBISに送ったようです。 声明には、FACのリリーへの支持を表明した上で、参加者投票により、回線速度を遅らせることを最終手段とする3ストライク・ポリシーの導入へのサポートを決めた旨が記されて

  • Green Sound from Glasgow FAC vs リリー・アレン他アーティスト・続報(追記アリ)

    Featured Artists' Coalitionとリリー・アレンを始めとしたミュージシャン達による、違法ファイルシェアリングの意見相違についての続報。今回FACが新しく出した声明を読んで、彼らの意図をしっかり読み取って、その声明に対するからリリーの返答を読んでみて下さい。基的に2者ともゴールは一緒。ただ、リリーはまだFACを勘違いしてる。そして、多くのリリー賛成派(NMEのこちらを参照)も、多分FACの意図を理解できてない。FACのパイラシーに関する姿勢に関しては、今まで私もやや不透明だと感じていた部分があったのですが、今回の声明でようやく分かりました。以下、「私の解釈の元で」という前提ですが、ポイントをまとめます。 ●両者一致している点 - デジタル時代の今、新しい音楽ビジネス・スタイルが必要である。 - ミュージシャンは、音楽ファンによって作品を“購入”されることにより、収入を

  • Green Sound from Glasgow ミュージシャン、次々声を上げる (追記有り)

    イギリス政府の、インターネット回線一時遮断を盛り込んだ強固なパイラシー対策案に対する、イギリス音楽業界の混乱についての続報が続々入ってきて、ちょっとキリがなくなってきました。面白いのは、ミュージシャンが声を上げた瞬間、業界だけでなく、NMEのような音楽ファンのコミュニティでもこのニュースがガンガン取り上げられていること。日にも飛び火していて、FACが最初に声を上げた時はともかくとして、まさか続報までしっかり取り上げられるとは思ってもいませんでした。業界内だけのやり取りでは何の騒ぎにもならない。ミュージシャンがメディアに持つパワーがはっきり証明された形になりましたね。 さて、事の発端は、Featured Artists Coalition(拙ブログのFACカテゴリー参照のこと)がクリエイターサイドの2団体とともに、この対策案に対して反対を表明したこと(拙ブログのこちらを参照のこと)。ざくっ

  • Green Sound from Glasogow Rethink of internet suspension pirates in the UK

    ●Internet suspension of illegal downloaders could become law - the Guardian (6/9/2009) ●BPI welcomes Digital Britain rethink (but its figures spark controversy) - Music Ally (7/9/2009) 今年6月に発表されたデジタル産業戦略「Digital Britain」において、3ストライク・ポリシー等強力なパイラシー対策に対して消極的姿勢を示したイギリス政府。しかし、the Guardianの記事によれば、ビジネス大臣Peter Mandelson氏が、映画音楽を違法で交換し続ける者に対し、一時的にインターネット回線を切断するという対策が、今後1年以内に法律となりうるという考えを示したとのこと。英レコード協会(BPI)

  • Green Sound from Glasgow 日本の音楽マーケットに参入するには?

    ●British music executives head to Japan to drum up business - the Guardian (10/8/2009) 1ヶ月近く前の記事で申し訳ないのですが、ずっととっておいた記事なので、是非紹介させてください。 サマソニが開催された週末、イギリスの30以上の音楽関連企業が、英国貿易投資総省(UK Trade & Investment)と英レコード協会のサポートのもと、日音楽マーケットでの成功を目指し、来日&視察を行ったというニュース。日アメリカに次ぐ世界2位の音楽マーケットを持っているだけでなく、多くの国がセールスの下落に悩んでいる中、日は昨年セールスでは0.9%成長(記事によれば、携帯を通じた音楽ビジネスの成功がその要因らしい)。しかし、洋楽のシェアはたったの2割。そのうちUKミュージックはさらに小さく25%。それでも、

  • Green Sound from Glasgow メジャーレーベルは必要?(長文)

    ●Behind the music: Who needs major labels these days? - the Guardian (6/8/2009) 予告通り、この記事を取り上げてみます。 話のテーマは至ってシンプル。"この時代、メジャーレーベル(=従来のレコード契約)は必要かどうか?"今年1月、シングルとアルバムをiTunes独占リリースし、未契約バンドとしては異例の大ヒットを飛ばしたThe Boxer Rebellionの商業活動を例に、レーベルの存在意義について考察しています。The Boxer Rebellionと言えば、私の中では、UK叙情系期待のホープとしてデビューした頃(2005年)の記憶が強いわけですが、話はその後の活動について。以下、要約してみました。 2005年に華々しくデビューを飾ったThe Boxer Rebellion。しかし、同じ頃、ボーカルのNath

  • Green Sound from Glasgow 水のような音楽モデル、続く。

    ●VIRGIN MEDIA MAKE ANNOUNCEMENT - WE WRITE AN AWFUL LOT ABOUT IT - CMU Daily (16/6/2009) -->VIRGIN'S NEW DOWNLOAD SERVICE - SPECULATION AND RAMIFICATIONS - CMU Daily (16/6/2009) (サイトの都合上リンクが貼れませんが、この記事が、上記の記事の次にあるので、こちらも是非) ●Analysis: Virgin Media’s unique unlimited music service - Music Ally (15/6/2009) 昔、「デジタル音楽の行方(amazon.co.jp」というをちらっと紹介したことがあるのですが、書に書かれている世界がますます絵を描いたように実現され、そして自分も既に実現したサービス

    himagine_no9
    himagine_no9 2009/06/23
    ←タグ付けに迷う。
  • Green Sound from Glasgow FAC: 続Digital Britain

    ●Digital Britain: Cooperation, Not Criminalisation - Featured Artists' Coalition: News ということで、英ミュージシャンによる著作権に関する団体FACから、昨日発表されたDigital Britain(拙ブログのこちらを参照)に対する正式なコメントが発表されました。主な点は3つ: (1) 「技術的な対策の導入は"serious, repeat infringer(何度も著作権侵害を繰り返す深刻な者)"のみを対象に行う予定で、その内容は今後検討」とする方針は、我々が求めているものでもある。"serious, repeat infringer"の定義は他の音楽団体と協力して定め、同時に政府とも協力して行きたい。 (2)デジタル・テストベッド(直訳だと"digital test beds"≒デジタル分野の試験台。

  • Green Sound from Glasgow Digtal Britain最終版

    ●Digital Britain's anti-piracy measures are "digital dithering" - Music Week(16/6/2009) ●Digital Britain: piracy-battling strategy revealed - Music Ally (16/6/2009) 人が死ぬ気で修論を書いている超多忙期に、昨日今日でビッグニュースが3つ(英音楽業界的には2つだけど)も到着。情報収集がほとんど間に合ってないですが、順番に片付けようと思います。まずは、テレビでも大きく取り上げられているDigital Britainに関するニュース。 Digital Britainは、イギリス情報産業の今後の方針を示したもので、今回発表されたのはその最終版になります。音楽業界に関する点は、違法ファイルシェアリングへの対応になるのですが、「極めて消極的

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