ソニーBMGが、CDに組み込まれたコピー防止技術の存在を外部から見えなくするために「rootkit」ツールを使用していた問題について、あるセキュリティ研究者は、問題の犠牲となったコンピュータが米国の全ての州に存在していると述べた。 これは、ワシントンD.C.で開催された「ShmooCon 2006」カンファレンスにおいて、Dan Kaminskyが発表した情報だ。The Washington Postが掲載した数字によると、問題となったDRM(デジタル著作権管理)ソフトウェアがインストールされたPCをホスティングしているネットワークは、フロリダ州で最も多く、その数は1万2588にものぼったという。カリフォルニア州とマサチューセッツ州でも、多くのネットワークが影響を受けているとされている。The Washington Postは、発表した数字はあくまで予測値だとして、どのネットワークでもソニ