オルセーのアール・ヌーヴォー展を世田谷美術館(内井昭蔵設計・1985)で見る。石山修武氏が世田谷村日記に、図録中のフィリップ・ティエボー Philippe Thiebaut「アール・ヌーヴォー期におけるパリの高級産業 Industrie du luxe a Paris au temps de l'Art Nouveau」が装飾芸術を産業のフレームのうちに捉えている、と紹介されていたのを読んで行こうと思った。 エクトル・ギマールによる手書き・原寸の長椅子立面図(1899-1900頃)には目を奪われてしばらく見入ってしまった。あのみずみずしい躍動感をもった鉛筆や木炭の線は、是非とも原寸図で見るべきデス!。あと小品ながら度肝を抜かれたのがリュシアン・ファリーズのサーヴィス・スプーン/フォーク(1893-95頃)。食器に植物をあしらったなどというレベルじゃない。小さなSFデアル。 ところで展覧会の
今この場で一回だけコイントスをして、裏と表のどちらが出たか教えてください。
日本語の三人称における視点について、例文を使った簡単な考察を。 まずはじめに、母親の泰子(やすこ)さんと息子の竜児(りゅうじ)くんに登場してもらいます。 例として、母親の泰子さんが息子の竜児くんの頭をなでるという動作を三人称で書きます。 泰子は竜児の頭をなでた。 というのが、ごく普通の書き方だと思います。この文章は、視点と関係性を意識して、次のように書くことができます。 1-a 泰子は息子の頭をなでた。 1-b 母は竜児の頭をなでた。 文を足して視点をはっきりさせ、少し手を加えると、以下のようになります。 2-a 泰子たちは公園のベンチに座っていた。泰子は息子の頭をなでた。 2-b 竜児たちは公園のベンチに座っていた。母が竜児の頭をなでた。 aの場合、視点は泰子さんにあります。読み手は、彼女の目を通して、物語を見ることになります。 そして彼女から見れば竜児くんは息子なので、三人称でも竜児く
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