「発注通りモノをつくり納品する」というバックエンド論理の「納品カルチャー」が通用しなくなっている。1つのチームがダイナミックな人々の要求に対して最善策を探すことこそが拡張しているデザインの意味合いのひとつだ。 我々はフロントエンドにいる利用者が求めている体験こそがプロダクトのあり方を決める時代に生きており、テクノロジーの進歩はこの傾向をより強めていくだろう。このなかで「発注通りモノをつくり納品する」というバックエンド論理の「納品カルチャー」が通用しなくなっている。ひとつのチームがダイナミックな人々の要求に対して最善策を探すことこそが拡張しているデザインの意味合いのひとつだ。 この記事は5月24日にbtraxが開催した「DESIGN for Innovation 2017-デザインが経営を加速させる」の講演をもとに執筆した。btrax、IDEO(アイデオ)、Pivotal(ピボタル)、flo