普及の兆しをみせる3Dデスクトップ LinuxやFreeBSDではすでにXGL(X over OpenGL)などを活用した3Dデスクトップ環境が実現されている。従来の2Dデスクトップと比較して高速な描画が実現されており、表現能力もOpenGLで実現している3D描画機能などが利用可能だ。2006年9月6日(米国時間)に公開されたGnome 2.16では、実験的ながら同様の機能が実装されており、次期安定版となるGnome 2.18ではデフォルトで3D描画機能に対応するとみられている。 Mac OS Xではすでにそうした3D風の描画が実現されており、WindowsにおいてもVistaからはMac OS X風の描画が実現されている。最近のPCに搭載されているグラフィックチップの性能をフルに活用するには、特定のアプリケーションに対してのみならず、デスクトップそのものの描画機能として3Dを活用するとい