不飽和脂肪酸の食べ過ぎは、体に良くない 不飽和脂肪酸を摂取すると、血液中のコレステロールが低下します。 また、不飽和脂肪酸には、体内で合成出来ないので食事から摂取する必要のある、必須脂肪酸があります。 しかし、生体が処理出来る脂質の量には、限界があります。 食事で過剰に摂取された、グルコース(ブドウ糖)に分解される糖質(炭水化物)や、肉類など蛋白質は、体内ではトリグリセリド(中性脂肪)やコレステロールに作り変えられます。 現代のような食生活では、不飽和脂肪酸の摂り過ぎによる健康被害が心配されます。 不飽和脂肪酸を摂取し過ぎ、抗酸化物質が不足していると、血中に、過酸化脂質(酸化LDL)が増加し、血管壁(血管内皮細胞)が障害され、血栓が形成され易くなる恐れがあります。 1.不飽和脂肪酸のリノール酸は、HDLも低下させる。 リノール酸は、LDL受容体の活性を上昇させ、LDLを低下させることで、血