【ロンドン時事】米大統領選の共和党の候補者指名争いでリードする不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が、2016年のノーベル平和賞候補に推薦された。 推薦が締め切られた1日、毎年確認された被推薦者を公表しているオスロ国際平和研究所(PRIO)のハープビケン所長が明らかにした。 推薦者は米国人で、理由は「過激なイスラム教や(過激派組織)イスラム国(IS)、核兵器を持ったイラン、共産主義の中国に対する抑止的な威嚇兵器として使われる強力なイデオロギーを通じた彼の力強い平和」だという。トランプ氏はイスラム教徒の米国入国禁止を唱え、世界中で非難を浴びている。