アメリカの先月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて7.9%の上昇と、およそ40年ぶりの高い水準になりました。 ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけにしたエネルギー価格の高騰で物価の上昇に拍車がかかる懸念もあります。 アメリカ労働省が10日発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて7.9%上昇し、1982年1月以来、40年1か月ぶりの高い水準になりました。 項目別では、 ▼「ガソリン」が38%の上昇となったほか、 ▼「電気代」が9%、 ▼「食品」が7.9%、 ▼「家賃」も4.2%上昇しました。 アメリカでは、物流の混乱や人手不足で需要の回復に供給が追いつかず、記録的なインフレが起きていて、これにエネルギー価格の値上がりも加わって、物価の上昇が加速しています。 インフレを抑え込むため、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、来週の会合で金融の引き締めにあたる利上げに踏み切
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