アメリカのFDA=食品医薬品局は、5日、「未成年者の健康に影響を及ぼすおそれがある」などとして、「電子たばこ」を18歳未満の未成年者に販売することを禁止すると発表しました。 こうしたなか、アメリカのFDAは5日、電子たばこに関する初めての規制を発表しました。 この中で、電子たばこが「未成年者の健康に影響を及ぼすおそれがある」などとして、18歳未満の未成年者に電子たばこを販売することを禁止し、販売に当たっては本人であることを証明するものの提示を義務づけています。 また、メーカーに対しては、電子たばこに含まれる成分をFDAに提出することや、販売の前に審査を受けることを義務づけています。 FDAの調査によりますと、アメリカでは電子たばこを使っている中学生や高校生はおよそ300万人と急激に増加し、電子たばこの使用がたばこの喫煙に結びついているという指摘も出ていて、規制を求める声が高まっていました。