インドとパキスタンでは、本格的な夏を迎え、連日、日中の最高気温が45度を超えるなど厳しい熱波に見舞われて、インドではこれまでに少なくとも360人が死亡し、当局が警戒を呼びかけています。 気温は夜間になっても下がらず、最低気温が連日35度を超える地域もあるということです。 この熱波の影響で、熱中症などで死亡する人が相次ぎ、インドの地方政府などによりますと、これまでに工事現場や畑といった屋外で仕事をしていた人など少なくとも360人が死亡したということです。 インドの気象当局によりますと、この暑さはさらに1週間ほど続きそうだということで、日中の外出を控えるよう市民に求めるなど、警戒を呼びかけています。 インドとパキスタンは、おととしも、厳しい熱波に見舞われ合わせて3000人を超える人が死亡しています。