長時間PCの前に座り、一日中同じ姿勢を続けていると、肩こりや猫背などの姿勢不良、腰痛、運動不足などの問題が起きてきます。また、海外の研究結果では「座りすぎ」は、糖尿病やがん、冠動脈疾患などのリスクがあることも分かっています。 それらの体調不良や病気を予防する1つの対策として、「座り時々立ち仕事」をかなえる「スタンディングデスク」が注目されています。 このスタンディングデスクの効果と活用法を、スタンディングデスクを手掛けるメーカー、岡村製作所(オカムラ)の担当者に伺いました。 (C)岡村製作所 座りすぎることのリスク 座りすぎることは、あらゆる健康リスクがあることが、海外の研究で分かっています。 座位研究の第一人者であるオーストラリアのネヴィル・オーウェン博士によると、座っている時間が一日4時間未満の人たちと比べて、11時間以上座り続けている人たちは、死亡リスクが40%も高まっていたのだとい