投資家がトランプ支持に回りはじめた 11月8日に実施される米大統領選は、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の対決となった。 6月7日に行われたカリフォルニア州などの大統領予備選の集票結果は未だ判明していないが、8日時点での総得票数は、クリントン氏が約1520万票で約1390万票のトランプ氏を上回っている。 それでも、米メディアは「トランプ大統領」誕生の可能性が少なくないと報じている。米金融資本の象徴であるニューヨーク・ウォール街とワシントン・キャピトルヒルの共和党主流派批判を繰り返してきたトランプ氏だが、ここに来てウォール街や共和党有力者の間で大きな変化が見え始めた。 ウォール街の最大手ゴールドマン・サックス(GS)在職時代に4000万ドル稼いだことで有名な投資家のスティーブン・ムニキン氏(父もGS元幹部)、やはりGS出身で