動画市場の躍進、そのルーツは音楽プロモーション・ビデオ?昔話をしよう。 1980年代、音楽アーティストが自身の作品を知ってもらうために、楽曲の世界観を視覚化するために、動画を活用したプロモーション映像を制作した試みは“酔眼”だった。映像は、使用意図の通りプロモーション・ビデオ(通称PV)と呼ばれ、80年代にMTVなどのテレビ・メディアでの人気をきっかけに一大ムーブメントを生んだことは、ネット時代の動画人気につながるターニング・ポイントだ。 その後、アーティストはこぞってプロモーション・ビデオを制作したことは言うまでもない。映像力で訴えかける動画作品の魅力。ネット時代に突入した現在でもプロモーション・ビデオは、YouTubeなど動画メディアを支える人気作品であり、時代が変わりCDセールスが落ちていく昨今、プロモーション・ビデオ(PV)はミュージック・ビデオ(MV)として確固たる価値を築き上げ