過去のハッキング事件が次から次へと発覚する中、ロシアのインターネットポータルおよび電子メールプロバイダーのRambler.ruがその最新の事例になった。 内部顧客データベースのコピーを入手した流出情報検索サイトのLeakedSourceによると、この攻撃は2012年2月17日に発生したという。 そのデータベースには9810万件以上のアカウントが保存されており、それらのアカウントにはユーザー名や電子メールアドレス、ソーシャルアカウントデータ、パスワードが含まれていたと、LeakedSourceはブログ記事で述べた。ほかの大規模なデータ侵害事件と異なり、これらのパスワードは、暗号化されていない平文で保存されていた。つまり、同社の関係者なら誰でも簡単にパスワードを見られる状態にあった。 今回と同規模のデータ侵害で、平文のパスワードが使われていたことが明らかになった最後の事例は、ロシアのソーシャル
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