小型船から海に転落して死亡する事故があとを絶たず、大半の人が救命胴衣を着けていなかったことから、国土交通省は趣味の場合も含め小型船を利用する人に救命胴衣の着用を義務づけることを決めました。 このため国土交通省は省令を改正して、20トン未満の小型船を趣味で利用する人なども救命胴衣の着用を義務づけることを決め、来年2月から実施されることになりました。 対象としては、漁船で漁を行う人たちやレジャーとして釣りをする人、それにプレジャーボートで遊覧を楽しむ人などが想定されています。 一方、全長3メートル未満の「ミニボート」は対象になりませんが、利用者が増えていることから、国土交通省は動画を作るなどして救命胴衣の着用を呼びかけています。 国土交通省は「海に転落した時に救命胴衣を着用していると、着けてない場合に比べて助かる確率が大幅に高まるので、着用を徹底してほしい」と話しています。 救命胴衣をめぐって
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