EU=ヨーロッパ連合では、新型コロナウイルスの感染対策として義務づけてきた屋外でのマスクの着用について規制を緩和する国が相次ぐ一方で、インドで確認された変異ウイルスが広がりかねないとして警戒も強まっています。 EU域内では新型コロナウイルスの感染状況などの改善を受けて、これまでにフランスやスペインで屋外でのマスクの着用義務が解除されたほか、イタリアでも28日から義務ではなくなります。 スペインでは新型コロナウイルスの感染状況が改善していることなどを受けて、26日から、混雑する場所を除いて、屋外でのマスクの着用が義務ではなくなりました。 首都マドリード中心部では、強い日ざしが降り注ぐ中、マスクをつけずにリラックスした様子で散歩をする人たちの姿がみられました。 女性のひとりは「長い間、マスクをつけなければならず本当に疲れましたが、今はとてもほっとして自由を感じています」と話していました。 一方