千葉駅前の喧騒から一転。駅から徒歩5分程度に位置する三越千葉店(千葉市)は、休日にも関わらず客足もまばらで、ひっそりとしていた。 三越伊勢丹ホールディングスは、この千葉店を2017年の春ごろに閉鎖することを決定した。 高級ブランドがそごう千葉店へ次々移転 実はこの店舗、地元住民の間では数年前から閉店の噂が絶えなかった。店内を見ればそれも頷ける。百貨店の「顔」とも言える1階に、海外の高級ブランドはほぼ皆無。2010年代前半に、ルイ・ヴィトンやブルガリ、ティファニーなどが、駅直結の大型百貨店、そごう千葉店に次々移転したことが大きな打撃だった。3フロアを占める婦人向け売り場にも、空きテナントが目立つ。 売上高は、現在確認できる2009〜2015年度まで、7期連続で前年割れ。1991年度のピーク時には507億円あったが、今やその4分の1となる126億円まで落ちこんでいる。現在は、三越伊勢丹の全百貨
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