6日、東京・荒川区の下水道水から一定の量を上回るシアン化合物が検出され、警視庁などが調べたところ、およそ4キロ離れた化学工場から漏れたものとわかりました。これまでのところ、周辺の住民への健康被害など大きな影響は確認されていないということです。 警視庁などが原因を調べたところ、下水処理施設からおよそ4キロ離れた北区田端新町の化学工場から流れ出ていたことがわかりました。 警視庁によりますと、工場ではタンクに保管しているシアン化合物に水を加え濃度を薄めながら使っていましたが、水道の蛇口が緩み、水が注がれ続けたためタンクから漏れ出したと見られています。 シアン化合物は金属のメッキ加工などに使われ、強い毒性があり、頭痛やめまいなどの症状を引き起こすことがあるということですが、これまでのところ、周辺の住民への健康被害など大きな影響は確認されていないということです。
東京・池袋の商業施設を運営する会社が、下水道の使用水量を少なく見せかけ、平成3年から24年間にわたって、およそ4億円の下水道料金を不正に免れていたとして、東京都は処分としての過料を合わせて6億円余りを請求しました。会社は不正を認め、すでに全額納付しているということです。 都によりますと、この会社は、下水道の使用水量を計測する装置を不正に操作して実際より少なく見せかけ、平成3年から去年6月までの24年間にわたって、およそ4億円の下水道料金を免れていました。 この会社では井戸水を利用しているため、料金はポンプの稼働時間で決まりますが、去年6月に匿名のメールが届き、都が調べたところ、計測装置にブレーカーを勝手に付けて、月に2時間だけスイッチを入れ、実際の3%程度の料金しか払っていなかったことが分かったということです。 このため都は、処分としての過料を合わせて6億円余りを会社に対して請求しました。
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