不眠症の画期的な治療法として、「睡眠時間を短縮する」という、あべこべ理論が発表されました。このパラドックス、実はきちんとした科学根拠に基づいたものなのです。 眠れないなら、寝なきゃいい 意図的に睡眠時間を短く 英国メンタルヘルス財団の調査で、イギリス人の約3割が不眠症をはじめとする何らかの睡眠障がいに悩んでいることが判明しました。この結果に「The Gurdian」は、グラスゴー大学のNiall Broomfield博士の研究に着目。氏は不眠に悩む人々の助けとなる、逆説的な人間の心理に焦点を当てた医学研究者です。 Broomfield博士の実験によると、不眠に悩む患者を2つのグループに分け、2週間の監視を実施。一方は普段通りの生活を。もう一方のグループには、できるだけ夜更かしして、毎晩過ごすように指示をしました。結果は明白。夜更かしをしたグループほど、寝付くことに不安を抱かず、しかも早く
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