1日約750便! JAL航空便の運航管理を一括して行う「オペレーションコントロールセンター」の責任者、「ミッション・ディレクター」の3大決断とは? 朝、空港に着くと、乗るはずの便が欠航! 大切な商談や楽しみだった旅行のスケジュールが台なしに。安全第一というのはわかるのだが、もっと早くわかっていれば……。 天候や機体の故障などによる旅客機の欠航は、しばしば起こる。多くの人命を扱うだけに、航空会社の決断は重大だ。が、一方で、欠航は多くの利用者に混乱を招き、航空会社にとっては利益の損失にもつながる。 JAL(日本航空)の「ミッション・ディレクター」は、時に難しい決断を迫られる。国内約600便、海外約150便、1日約750便ものJAL航空便の運航管理を一括して行う「オペレーションコントロールセンター」の責任者だからだ。 その職務について、「ミッション・ディレクター」の甲斐荘一氏にお話を聞いた。 運