世耕経済産業大臣は14日に日本商工会議所の三村会頭などと会談し、中小企業の人手不足の解消や生産性の向上に向けて、ロボットを導入する際の負担を軽減するなどの支援策を強化していく考えを示しました。 この中で三村会頭は「中小企業の課題として大きいのは人手不足だ。これに対応しようと経営者がIT機器を導入する際も費用の高さが問題になっている」と述べました。 これに対して、世耕大臣は「中小企業ではITを活用する人材の不足やコストが重い負担となって思うように進まない面がある」と述べました。そのうえで、世耕大臣は「インターネットであらゆるモノをつなげるIoTと呼ばれる技術や、ロボットの活用などによる産業革命を実現し、中小企業の生産性向上に取り組んでいきたい」と述べ、中小企業の人手不足の解消や生産性の向上に向けて、ロボットを導入する際の負担を軽減するなどの支援策を強化していく考えを示しました。