・「こする」「加熱する」「溶剤蒸気にさらす」、などのさまざまな外部刺激に応答して発光色が3色(黄、橙だいだい、赤)に変化する発光メカノクロミズム(Mechanochromic Luminescence:MCL) 機能を兼ねそろえた熱活性化遅延蛍光(Thermally Activated Delayed Fluorescence:TADF) 材料を世界で初めて開発 ・2種類のコンフォメーション が相互変換可能な電子ドナー を、同研究グループが以前開発した電子アクセプター である“ジベンゾフェナジン” へ連結させた分子設計により、発光エネルギーの異なる複数の準安定状態 が生成 ・圧力・温度・酸素濃度など、材料が置かれている複雑な状態を可視化できる表示デバイス・化学センサー・生体プローブへの応用研究に期待 大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻の岡崎真人氏(大学院生)・武田洋平准教授・南方聖司教授