塩崎厚生労働大臣は、国民の健康管理の推進に向け、医療や介護などのデータの一元化を目指す推進本部の初会合で、次世代型の保健医療システムを平成32年度から本格稼働させたいという考えを示しました。 この中で、本部長を務める塩崎厚生労働大臣は「世界初となる大規模なICTシステムを構築し、次世代型の保健医療システムを平成32年度から本格稼働させたい」と述べました。 改革本部では、診療報酬や介護報酬の審査支払機関のシステムを改修し、医療や介護、健康診断のデータを一元化したうえで、医師や研究者に、介護予防や健康増進策の研究などに活用してもらうため、健康診断の内容や診察の履歴などの情報を見られるようにすることなどを検討することにしています。