【AFP=時事】(更新)フランス北部の原子力発電所で9日、爆発があり、複数の負傷者が出た。いずれも軽傷。当局によると、爆発は核施設の外で発生しており、汚染のリスクはないという。 【図解】爆発事故が起きたフラマンビルの位置を示した図 シェルブール(Cherbourg)の西25キロのフラマンビル(Flamanville)にある原子力発電所で起きた爆発について、地元当局者はAFPの取材に対し、「重大な技術的事故ではあるが、原子力事故ではない」と述べた。 この発電所は1980年代より稼働しているが、今のところ爆発の原因は明らかになっていない。 この当局者によると5人が体調不良を訴え、事故現場には救助隊も駆けつけたが、重傷者などはないという。 当局の話では、爆発後に発電所の原子炉2基のうち1基が稼働を停止した一方、グリニッジ標準時(GMT)の午前11時(日本時間午後8時)には事態の収束が宣言