21日午後、和歌山市の岸壁で、波の高さなどを観測するブイの点検中に爆発が起き、作業をしていた1人が死亡し、1人が軽いけがをしました。警察などはバッテリーが、何らかの原因で爆発した可能性があると見て調べています。 警察によりますと、2人はブイの製造会社の作業員で、このうち31歳の男性が全身にやけどを負って死亡し、もう1人の28歳の男性が軽いけがをしました。 調べによりますと、爆発が起きたのは直径が5メートル、高さが7メートル以上あるGPS波浪計と呼ばれるブイで、10年前から和歌山県白浜町の沖で使用されていましたが、去年12月に不具合が起きたため回収されて岸壁に保管されていました。 21日は点検作業のため、1人が金属で覆われた内部に入ろうとしたところ、爆発が起きたということです。警察などは中にあるバッテリーが、何らかの原因で爆発した可能性があると見て詳しい状況を調べています。
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