韓国のサムスンは現地時間10月12日、2016年第3会計四半期の業績予想を修正し、営業利益が当初予想から23億ドル(2兆6000億ウォン)減、また売上高も18億ドル(2兆ウォン)減になるとした。同社はこの発表の前日までに、「Galaxy Note7」の販売と製造を停止している。 過熱して、一部では発火した事例もあったGalaxy Note7について同社は、リコールと交換を試みたが失敗していた。 この第3四半期予想の修正において、サムスンは連結売上高が約47兆ウォン、連結営業利益が5兆2000億ウォンとなることを明らかにした。 同社によると、これらの数字は業績予想の中央値で、売上高については46兆~48兆ウォン、営業利益は5兆1000億~5兆3000億ウォンの幅があるという。 サムスンは10月7日に当初の第3四半期予想を公開したばかりで、この修正は事態がいかに急速に動いているかを示すものだ。