中国の北京市は、大気汚染物質PM2.5の去年1年間の平均濃度が5年前の2013年に比べて30%余り減少したと発表し、大気汚染対策が進んだ成果だと改善を強調しました。ただ依然として日本の環境基準の4倍近い数値で、さらなる改善に努めていくとしています。 こうした中、北京市は3日、北京市の去年1年間のPM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり58マイクログラムとなり、5年前に比べ35.6%減少し、目標を達成したとして、大気汚染対策が進んだ成果だと改善を強調しました。 ただ依然として日本の環境基準の4倍近い数値となるなど深刻な状況で、北京市はさらなる改善に努めていくとしています。 一方、河北省では大気汚染対策のため石炭を使う暖房設備の使用を禁止し、天然ガスを使うものに切り替える取り組みを進めてきましたが、天然ガスの供給が不足するなどして暖房が使えない住民が相次ぎ、当局が一転して石炭を使用する暖房を
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