空気の汚れた都市部でも、ウォーキングやサイクリングなどといった屋外での運動が健康のためにいいことが、 英国ケンブリッジ大学を中心とした国際的な共同調査 でわかった。 運動は健康にいいのだが… 毎日の適度な運動が、糖尿病や心臓病、がんのリスクを減らすことはよく知られている。 しかし、空気の汚れた都市部でウォーキングやサイクリングをすれば、排ガスや埃などを吸い込むことになる。 そうなると、結局、健康に良いのか悪いのか…これは医学会でも論じられてきた問題だ。 世界の都市のデータからシミュレーション この問題にひとつの決着をつけたのが、ケンブリッジ大学を中心とする世界4カ国の研究機関による最近の共同調査だ。 研究者たちは、世界主要都市の環境データを基にしたコンピュータシミュレーションで、その都市でウォーキングやサイクリングを行った時のメリットとデメリットを分析した。 健康によくない都市はわずか1%
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