水産庁は減少が続く太平洋クロマグロについて、韓国の漁船が国際的な漁獲規制に違反して大量に漁獲したとして、今月7日づけで韓国政府に対し漁獲や輸出を停止するよう要請したと発表しました。 これは減少が続く太平洋クロマグロの資源を管理しようという国際的な漁獲規制の違反にあたり、水産庁は今月7日づけで韓国政府に対し、おとなの太平洋クロマグロの漁獲停止。そして今回漁獲したマグロの日本への輸出停止を要請しました。 一方、日本の業者に対しても今回のマグロを輸入しないよう要請しました。 水産庁によりますと、韓国政府はすでに漁業者に対し、クロマグロ漁の操業自粛を求めるとともに、今回のマグロの輸出に必要な漁獲証明書の発行を停止したということです。 水産庁は「韓国が今後、クロマグロの漁獲ルールをしっかり守っていくか、注視していきたい」と話しています。