朝食は生きるために必要なエネルギーを作るだけでなく、一日のリズムを作っています。それだけ食事は重要な働きをしているということです。 夜遅くまで勉強をしていたりゲームを楽しみ過ぎたりなどの理由で、朝起きるのが辛くて朝食を摂らず、起きてすぐに学校に飛び出して行く子どもが多くなっているようですが、これから成長しようとしている子どもの体に影響がないはずがありません。では、具体的にどんな影響があるのでしょうか。 残念ながら、毎日きちんと朝食を摂っているという子どもは減っています。小学校の低学年では何も食べない子どもが全体の1%近くいるほか、果物だけを食べる、それどころか、お菓子を朝食代わりにしている子どもも1%を超えているそうです。さらに高学年では、何も食べない子どもの数が3%を超え、菓子や果物だけの食事をする子どもが2%強と、その数が増えているのが現状です。 朝食を摂らない理由は、夜型の生活が影響