アメリカのトランプ次期大統領は6日、通信大手ソフトバンクグループの孫正義社長とニューヨークのトランプタワーで会談し、孫氏がグループ全体でアメリカに5兆円以上の投資を行い、5万人の雇用を創出すると表明したことを明らかにしました。 トランプ氏は、孫社長をファーストネームで紹介し、ソフトバンクグループが向こう4年間でアメリカに500億ドル(5兆7000億円)の投資を行い、5万人の雇用を創出すると表明したことを明らかにしたうえで「彼は産業界の大立者の1人で、ありがとうと言いたい」と述べました。 一方、孫社長は、トランプ氏とは面識がなく、共通の知人を通じて、先週面会を持ちかけたとしたうえで「会談でトランプ氏は積極的に規制緩和をすると話していた。もう1度ビジネスをやる国としてアメリカにチャンスが到来すると考えた。彼には事業家としてのさまざまな経験があり本当に実行すると感じた」と述べました。 トランプ氏