やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。 第26、27代連合艦隊司令長官、山本五十六のこの言葉、特に最初の一文はあまりに有名である。人を動かし、人を育てる上での心理学のエッセンスがこの言葉に凝縮されている。 この言葉に感銘を受けた経営者や管理職の方は少なくないだろう。しかし、感銘は受けてもこの言葉の内容を日々実践できているだろうか。実践できている人もいれば、実践できていないと反省する人もいるだろう。 現場の人が育たず、結局、自分がほとんどの仕事をやらなければいけないので、いつまで経っても忙しさから抜け出せない。そう頭を抱える経営者や管理職の方からのご相談をよく受ける。 私が受ける様々なご相談の中でも断トツに多いご相談である。その際に、この山本五十六
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