「朝、必死に起こそうとしますが、ゆすってもまったく起きません」 「起こしたとき稀にですが『わかった』とか『もう起きる』と口にしますが、起きません。また、後で聞くと返事をしたことなど一切、覚えていないようでした」 「起きるまで、ひたすら大声をかけて家事をして、また大声で起こしての繰り返し…。これが毎日ですから、病気だとわかっていても正直、イライラします」 これが朝起きれない病気、起立性調節障害の患者さんがいる家庭の日常の風景です。 そしてこんな毎日に、朝起きれない病気とわかっていても、起こす側の家族はみなイライラしているのもまた事実です。そんな起立性調節障害の人たちには次のような特徴があります。 ・起きた後、しばらくの間ボーっとしてる ・日中も何もしないでボーっとしていることがある ・時間ギリギリまで仕度をしないため、遅刻の常習犯 ・約束をしてもドタキャンをくり返す このように、朝起きられな