[東京 24日 ロイター] - 日本電産 <6594.T>は24日、2017年3月期(国際会計基準)の利益予想を上方修正すると発表した。営業利益予想は前年比14.7%増の1350億円と従来予想から50億円上乗せした。車載用モーターなどが好調で、中間期(4─9月期)実績が計画を上回ったことを反映させた。 4─9月期の営業利益は前年比15.8%増の690億円と中間期として過去最高を更新した。前年同期よりも円高水準にある為替レートが107億円の減益要因となったが、電動パワーステアリング用車載用モーターなどの「車載及び家電・商業・産業用」製品グループが好調に推移、利益を押し上げた。
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