働く人たちに景気の実感を聞く先月の景気ウォッチャー調査は、自動車などの生産が堅調な一方、ボーナスの時期にもかかわらず売り上げが伸びないといった声が寄せられ、景気の現状を示す指数は、51.4と、前の月と同じで横ばいとなりました。 それによりますと、景気の現状を示す先月の指数は51.4で、前の月と同じで横ばいとなりました。 これは、輸出向けの自動車や半導体の生産が堅調だといった声が寄せられた一方で、小売店からは、冬のボーナスが支給され買い物客が増える時期にもかかわらず、例年に比べ客足は鈍く売り上げが伸びないといった声が寄せられたことによるものです。 このため内閣府は、景気の基調判断を「着実に持ち直している」のまま据え置きました。 また、2か月から3か月先の景気の先行きを示す指数は50.9で、円安の影響で輸入品の価格が上昇し、消費が抑制される懸念があることや、アメリカのトランプ次期大統領の経済政