日本有数のターミナル駅という性質から、多くの飲食店がオープンしては撤退を余儀なくされる新宿界隈。歌舞伎町や西口のオフィス街など、ラーメン一つをとっても「ランチ需要」や「ニンニクの有無」「女性向け」「〆の一杯」など、たくさんのニーズが考えられる。そんな中において2000年以降急速に高まったつけ麺需要。新宿のつけ麺事情を牽引してきた『満来』を始め、それぞれジャンルの異なるお勧めのつけ麺店を5軒、自家製麺のお店に限定してご紹介します。 1.【麺や庄の gotsubo】「ベジ」をキーワードにつけ麺のあり方を再構築 市ヶ谷の人気店『麺や庄の』が、「ベジ」をキーワードにネクストブランドを展開。色鮮やかに並ぶ野菜は、産地まで指定し取り寄せるこだわりよう。煮干の効いた、バーニャカウダ風のつけ汁でお洒落にいただくのがこちらの楽しみ方だ。女性を意識したお店作りながらコアなラーメンフリークも虜にする味の完成度。