電通の新入社員が超長時間労働により自殺。管理不届きという事で労災認定が下ったというニュースがここ数日話題だ。ニュースによるとこの電通の社員は残業時間が月に100時間を超えていたという。 筆者は一応医者である。そして研修医時代は日本有数のウルトラ激務病院に勤務していた。所属していた病院は残業時間という概念がなかったため、何時間残業していたのかを真面目に考えていなかったのだが、これを機に試算してみたら平均で200時間超であった。働き過ぎである。 こんなにムチャクチャに働いたにもかかわらず、自分の周りを見渡してみてもドロップアウトしている人は驚くほど少ない。 ひょっとして自分の経験がブラック企業勤務の社畜の皆様に役に立つ事があるかもしれないので、今日は長時間労働を生き抜けたコツのようなものを2つほど書いてみることにする。 超長時間労働を耐えきるコツ1。期限を決める。 現在の初期臨床研修制度はロー
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