さっぽろ雪まつりの「すすきの会場」(札幌市中央区)で毎年開かれているイベント「すすきのアイスワールド」の実行委は、氷の中を魚が泳いでいるように見える名物の展示「魚氷(さかなごおり)」を、来年2月の次回は取りやめる方針を固めた。11月に北九州市で魚を氷漬けにしたスケートリンクが「かわいそう」などと批判を浴びて閉鎖したことを受けて判断した。 関係者によると、北九州市の「スペースワールド」のスケートリンクが批判を浴びた後、ススキノの事業者らでつくる実行委が対応を協議。「来場者が不快な思いをしないように」と中止の方針を固めた。21日に開く実行委の会合で正式決定する予定。