「前日の夜に予約炊飯をセットして翌朝に炊いたご飯は、雑菌が多く傷みやすいため、お弁当に向かない」とする言説が、Twitterで話題に。ねとらぼ編集部では、大手炊飯器メーカーの象印マホービンにご飯の安全な扱い方を聞きました。 食べ物が傷みやすい夏場は、炊飯にも気を使いたい この話題で「予約炊飯が危うい」とされる要因は、浸水する時間の長さ。夜準備して朝炊く場合はどうしても長くなり、米や水に潜在する雑菌に繁殖する機会を与えることになるという考えです。 浸水中に菌が増えようと、炊飯時の加熱で消毒されるような気もしますが、菌のなかには加熱調理程度では死なない種もあります。くだんの言説は、こうした菌の存在も踏まえての話なのでしょう。 参考:東京顕微鏡院/食品安全委員会 では、食べ物が傷みやすいこの夏場、ご飯を安全に取り扱うにはどうすればいいのか、大手炊飯器メーカーの象印マホービンに聞きました。 ――