今では無印良品に囲まれてミニマムな暮らしをしている私ですが、好きだと思ったインテリアが暮らしにフィットせず、なかなかうまくいかない。仕事と子育ての間で揺れながら、部屋の模様替えを重ねてみても何だか心が晴れない。ナチュラルから北欧……好きなのにうまくいかない。何が原因かわからないまま過ごしていました。 でも、転勤族の夫に伴って10年で5回の引っ越しを繰り返すうち、そのことにだんだんと疲れてきましたし、無駄を感じるようになりました。 そんな私を救ってくれたのが無印でした。当時――結婚した10年以上前から無印良品の家具は好きで買っていましたが、雑貨を飾ることが好きだったわが家で、無印良品のモノは目立つ存在ではなかったと思います。それでも、何となくいつもそばにいて居心地がいい。そんな感じでした。 無印良品の「底力」 無印良品の「底力」に気づかされたのは、今から3年ほど前。今の家に引っ越すタイミング