多くの人にとって、別荘といえば富裕層が持つぜいたくなイメージが強いかもしれない。実際、手が届きそうにもない高額な別荘は今も存在するのだが、一方で手ごろな価格で所有したり、利用できたりするセカンドハウスも登場している。そんな最新事情をリゾート物件のポータルサイト「別荘リゾート.net」を運営する唐品知浩さんに聞いてみた。 “持つ”ことよりも“どう使う”か、別荘へのニーズが変化している そもそも別荘が高嶺の花と言われたひとつのピークは昭和50年~60年ごろ。バブル景気の最中、多くのリゾート地が開発され、軽井沢や箱根、熱海では高額物件も登録抽選になるほど需要があった時代である。その後、バブル崩壊、リーマンショックの波にもまれてリゾート開発は激減。景気の低迷とともにリゾート物件の取引も減少。バブル期に建てられた別荘やリゾートマンションは築年数が古くなり、売却価格が下がっている。 この流れが変わるき
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