大手コンビニチェーンのことし5月までの3か月間の決算は4社のうち3社が、本業のもうけを示す営業利益が過去最高となりましたが、その3社が力を入れた女性向けの商品展開に出遅れた「サークルKサンクス」は減益となり、明暗が分かれました。 これは、店頭でいれるコーヒーや、働く女性や主婦を意識した総菜、それに、健康によいことを打ち出した値段が高めの弁当などの販売が伸びたためと各社はみています。 一方、「サークルKサンクス」の営業利益は21億円と前の年の同じ時期より13%減少しました。これについて会社では、食品の分野で女性向けの商品展開が遅れたためとみていて、コンビニ大手の決算は品ぞろえの取り組みによって明暗が分かれた形となりました。