クレジットカードの利用情報をもとに消費の動向を指数にする調査で、5月後半は新型コロナウイルスの感染が拡大する前に当たる2年前の同じ時期を14%下回りました。 データ分析会社のナウキャストとクレジットカード大手のJCBは、カードの利用情報をもとにプライバシーを保護したうえで消費の動向を見る指数を公表しています。 それによりますと、5月16日から31日までの指数は新型コロナの感染拡大前に当たる2年前の同じ時期を14%下回りました。 内訳をみますと、「旅行」がマイナス69.3%、「宿泊」がマイナス66.3%、「交通」がマイナス62.8%と大きく落ち込んでいます。 また、「外食」がマイナス39%、映画館や遊園地などの「娯楽」がマイナス38%と、感染拡大に伴う外出自粛の影響がうかがえます。 一方、いわゆる「巣ごもり消費」で動画などの「コンテンツ配信」がプラス63.2%、「ネット通販」がプラス36.2